2019/09/20

初心者を脱出!ロングボードレベルアップのお話





ロングボード 、テイクオフできるようになったけど中々次のステップに進めない。

立ったらどうしたらいいの?ってなる方も多いと思います。



安定感のあるロングボードは比較的パドリングやテイクオフもしやすいので

サーフィン始めるならロングボードがおすすめ!なのですが

重たくて大きいロングボードはボードのコントロールが難しく、

1人でテイクオフができるようになってからのレベルアップは練習が必要だと思います。







でも諦めないで!!
寒い冬に向けて少しでもレベルアップしてサーフィンのモチベーションを高めましょう♫




Photo :Yuma Takanuki


ロングボードならではの技であるノーズライディング

ノーズライディングのお話(下記にリンクを貼ってあります)でも書いてありますが

コツを覚えてしまえばほとんど力を使わずにできるようになります。


今回はノーズライディング成功に向けて、レベルアップのヒントになるような

ロングボードの基本的なお話を書いていきます♫

まずはおさらいから。







波を見つける〜パドリング〜テイクオフ



パドリングを始めるまで

ロングボードだけでなくサーフィンの基本の流れですが、自分が乗りたい波を

見つけてからパドリングを開始します。ロングボードは動きが遅いので座って

沖を向いている波待ちの状態から岸に向きを変えてパドリングを始めるまでに

時間がかかります。



波待ちの状態  
  ↓
座っている位置を後ろにずらす(重心を後ろに)
  ↓
ノーズを浮かせながら足をクルクルさせてボードの向きを変える




この一連の流れをなるべく早くできるように(周りの人にぶつからないように注意)

意識するとその後のパドリングもスムーズに始めることができます。





波に乗るときのパドリング

沖に向かう時、左右に移動する時などの移動する場合のパドリングと波に乗るときの

パドリングは少し違います。移動の時は同じテンポで漕いで行くのに対して

波に乗る時は自分のスピードを波と合わせる必要があり、波に対してパドリングが

速すぎたり、遅すぎたりすると波に置いていかれたりボトムに刺さってしまいます。





漕ぎすぎてボトムに刺さってワイプアウトする方
→早くから漕ぎすぎる
最初から全力でパドリングしている(スピードの調整が必要)

波に置いていかれる方
→パドリング時に後ろに乗りすぎてノーズが水面から浮き出ている
パドリングのスピードが足りていない(波に乗る直前にもっと強くパドリングする)
ボードの浮力が足りていない(特に体の大きい方)





初心者の方に多いのが
・ストリンガー(ボードの中心にある木のこと)の上に体が乗っていない。
・足を開いたままパドリングしている。
・パドリングするときの体の位置(ノーズが浮きすぎていないか)
・パドリングの時に左右に体を揺らしながら漕いでいる









テイクオフ

最初はスープ(白い波)から挑戦していくと安全に練習できます。中級者くらいになると

自分が見なくても意図した方向に進むことができますが、初心者の方はしっかりと

進行方向(自分の行きたい方向)を見ましょう。


※何回も言いますが進行方向に人がいた場合、その人を見てしまうとどんどん近寄ってしまいます。。笑



テイクオフを失敗してしまう場合
・立つ瞬間に足元を見ていないか?
・レールを掴んで立とうとしていないか?
・立った時の足の位置はストリンガーの上にあるか?
・テイクオフ時に後ろ足に重心を乗せすぎていないか?

他にもたくさんありますが、失敗してしまう人は気をつけて見てください。





波のフェイスを走る

波のフェイスを走れるか走れないか?が初心者と中級者の方の大きな違いです。

リーフブレイクや形の良い波がブレイクする場所では、フェイスを走るのもすぐに

できると思いますが、よくある日本のビーチブレイクでは初心者の方がフェイスを

走れるようになるには少し練習が必要になると思います。


フェイスを走ることができるようになれば、ウォーキングができるセクション

を走っているということ。かなりのレベルアップになると思います♫





不規則なビーチブレイクでも波のフェイスを走れるようになるためのポイント

・ピークがどこにあるのか把握することが大切。

・とにかく波がブレイクするより早く立つ
→まずは小波で練習。沖から漕ぎ出してみたりスピードを変えてみたり様々なパターンで

・波に乗る前にレギュラー、またはレフトどちらに走るのか決める

・進む方へ目線を向ける

・かかとに重心を乗せない(コントロールしにくくなる)
→立ち上がった時にボードより外側へお尻が出ないようにすること。(特に女性の方)
足の指の付け根あたりへの重心・膝を曲げて腰を落とすことで改善

・波側のレールを少し入れることを意識する
→レールを入れすぎるとプルアウトしてしまったり、ワイプアウトするので注意。




今回は初心者ロングボーダーの方向けのキホンのお話でしたが

他の記事では中級者の方向けのものもたくさんありますので

よかったら参考にしてみてください♫