2019/09/27

最終話 サーフィンとキャンピングカーの旅 Day19




サーフィンとキャンピングカーの旅、最終話。人生初のレンタカートラブル。

サーフィンの話は一切ありませんが、良かったら呼んでくださいね(笑)

いつもならすんなり返せるレンタカー。今回も個人所有の車を会社を通して借りてみたけれど

(いつもはTuroだけど今回はキャンピングカー専用のサイトyescapaから借りました)

借りたオーナーが最悪だったため、何かトラブルがあると大変だ!ということで

フライトの時間は13時の4時間前、9時には空港の近くへ行くことに。





(本当にトラブルがありすぎて写真を撮る余裕がなかったので、ホセゴーからパリまでのステキな写真と旅のおまけ写真をどうぞ♬笑)





7時(フライトの6時間前)

車の掃除や荷物の整理、朝食、シャワー、そしてキャンピングカーの排水を済ませてキャンプ場を出発!




8時半(フライトの4時間半前)



パリの近くの高速道路は大混雑。早めに出発しておいて良かった。。とホッとしたのも束の間、

待ち合わせのホテルに着いたもののオーナーの姿はなし。嫌な予感がしてオーナーに電話したけれど応答なし。。もちろんメールも既読にならない。。。




15分ほどホテルの前に駐車。さすがにホテルの警備の方に注意されてしまったので辺りをグルグル走っていたけれど

パリ空港の近くは路駐できるところがほとんど無い。平地の駐車場でも高さ制限があり、キャンピングカーにはかなり厳しい場所ということを最終日にしてわからされる。




yescapaに電話しても繋がらず、メールしても返信もない。もしかしてこれは詐欺??!

しかし、よく見たら本社がある国がフランスではなかったため、9時になって会社が開いたらしくコンタクトを取ることができた。






この旅で前に行った南台湾トリップのプレゼントで頂いたMariana Oceanの名前の刻印入り石鹸を使わせてもらいました♬ 





9時半(フライトの3時間半)

会社からもオーナーに連絡を入れてもらい、待つこと30分。ついにオーナーから来たメッセージは








オーナー『13時までには空港に着けなさそうだ〜』





2人 『え・・・・』









・普通の返却の流れ

オーナーに車を返す
車の状態を確認
預けたデポジット(現金)を返してもらう
空港に降ろしてもらう



この流れが一切できないということで、人生初!空港で車を返却できない?!トラブル発生!





少し想像してたけれど、来れないんだったらもっと早く言ってほしかった。。






真剣に撮影する自分 Photo by Chieさん 



フライトの時間が刻々と迫る中、いくつか考えたプランを実行していくことに。


10:00 (フライトの約3時間前)

プラン1
自分とキャンピングカーの中の荷物を全て空港で降ろし、Yuma君がどこか駐車場に車を停めて戻ってくる


パリ・シャルルドゴール空港の近くを何周も走り回り、離れたところに高さ制限の無い駐車場を見つけ出し

出発ターミナルへ行ったけれど、荷物を下ろす駐車場は全部高さ制限あり!

駐車場の制限は3メートル、車内には3メートルまでOK!のシールが貼ってあったのにもかかわらず


ゲートをくぐろうとしたら、バーが車より低い。急いでバックして道路に戻り振り出しに戻る。。。汗




10:30 (フライトの2時間半前)


プラン2 。練り直したプランは平地の駐車場に停めてターミナルへ向かう作戦。

・歩くと45分、サーフボードを持ちながらは不可能
・タクシーはサーフボードを上に積めない


これもかなり厳しそうなので、yescapaの会社と電話で相談して新しい作戦を練ることに。





11:00 (フライトの2時間前)


フライトまで2時間を切り、本当に飛行機に乗れるの?という気持ちでいっぱいの中、編み出したプラン。


プラン3
駐車場に車を停めてホテルにキーを預け、シャトルバスを呼んでもらう





2人『これしかない!!』



パニックで周りが見えていなかったけれど、偶然にも路駐していた道の横のホテルには高さ制限の無い駐車場が!


ホテルへトラブルの経緯を伝えたところ、駐車場に停めるのとシャトルバスの手配もOKとのこと。


急いでキャンピングカーからサーフボードを1枚1枚降ろし、梱包してハードケースにしまう。全ての荷物を持って駐車場からホテルへダッシュ!!




11:30 (フライトの1時間半前)


ホテルの前でシャトルバスを待つが一向に来る気配なし。すでにフライトの1時間半前。Yumaくんが機転をきかせて

私たちが乗る予定の航空会社、エールフランスに電話。日本からすぐにパリのカウンターへ連絡してくれるらしい。





電話『チェックインはフライトの1時間前までなので注意してくださいね。』



Y『わかりました!ありがとうございます!』



ガチャ。(電話を切る音) 




P『あと20分切ってる〜〜!!!!』









11:40 (フライトの1時間20分前)

チェックインのゲートが閉じるまで残り20分。ナビで見ると空港までは車で7分。もう車が来るのを祈るしかない。。。






突然1台の黒いバンが目の前に停まり、運転手のおじさんがこっちだ!!と手を振っている。





2人『やっと来た〜〜〜〜!泣』



運転手のおじさんも空港までかなり飛ばしてくれて無事に空港に到着。ホテルから空港までで40ユーロもかかったのには驚いたけれど間に合うならもう何でもいい!


ありがとう〜!とおじさんに手を振りカウンターまで猛ダッシュ。





11:55(フライトの1時間5分前)


なんとチェックインが終了する5分前にカウンターに到着。海外から帰る日にここまでトラブルがあったのは初めて。

荷物チェックをしてくれた女性スタッフの方は大きなサーフボードを見て『ハッハッハ!何なのこれ?!』何故か笑いが止まらない。


『来るときはチャージ払ってきた?これはサーフボードなの?アハハハ〜』


『行きはオーバーチャージ払っていないのね。規定サイズも超えていないものね。じゃあ何の問題も無いわね〜ハッハッハ〜』



疲れ果てていた私はポカンとしてしまったけれど、優しい人で本当に良かった。

その後は荷物検査、ターミナル移動の電車に乗り急いで出発ゲートへ。


車のトラブルでスーパーにも寄らず、空港でお土産も買えず、美味しそうなマカロンが並ぶ横を猛ダッシュ。あ〜〜なんか買っておけばよかった(泣)



出発ゲートに着く頃にはすでに搭乗開始していて本当にギリギリ間に合いました。。。





結局デポジットで渡した1000アメリカドルは受け取れず。。(後日yescapaが回収して送ってくれるそうですがまだ連絡なし...)


最後までトラブル続きでしたが、なんとかコンプリート。また少し旅のレベルが上がった気がします。


Yuma君がいなかったら完全に飛行機に乗り遅れていたので本当に感謝。。



個人所有の車をレンタルするのに学んだこと


必ずオーナーの評価が高いものを選ぶ






Turoは3.4回使っていますが、カリフォルニアやハワイでは結構使われているらしく、しっかりとビジネスでやられている方が

多いのでオススメです。



Turoは結構良いので海外トリップへ行く際は是非参考にしてみてくださいね♬


Hiroka.