今回も大きなロングボードを担いで日本へ帰ってきました!旅でお世話になった皆さん、ありがとうございました。
今回のお話は海外旅行で自分のサーフボードを持っていくときに役立つこと(特にロングボーダーの方々へ)を書きたいと思います♩
海外にサーフボードを持っていく時に注意したいこと
①飛行機にロングボードが積めるのか
②オーバーチャージ(少しでも軽く)
③サーフボードの梱包はどうするか
最低でもこの3つは必ず注意したいことです。何度も海外に行っている方は大体どの航空会社は載せてもらえるのかわかってきますが、
突然規定が変わっていることもあるので必ずチケットを購入する前にインターネットで確認するようにしましょう。
(ロングボーダーなら長さ規定に優しいシンガポール航空はチャージ料無し。他は片道150ドル〜200ドルかかるところもあるのでそれを踏まえて航空券の値段をチェックします。)
後は "いかに軽く、壊れにくくサーフボードの梱包ができるか" が重要ですが、頻繁に海外に行くとなると
毎回プチプチで巻いて..ガムテープでぐるぐるして..なんて、面倒すぎてやってられません(笑)
ということで何度もトリップしているうちに編み出された技をご紹介します。
※100%壊れない保証はできませんが、今回のハワイー成田便も無傷で生還。
まずは飛行機に載せるためにハードケースをゲットしましょう。私はFCSの3DXFIT FLIGHT Longboard
9'6"の長さのハードケースを使用しています。
100%言えるのが今まで使ってきたロングボードのシングルケースの中で1番軽い!半分から前はクッション性の高い素材になっていて、
半分から後ろはマチのある構造でマジックテープを外すとかなり広い空間ができて
ボードの他にもタオルやビーチサンダル、リーシュ、ウエット、足ヒレ...ボード以外の荷物も沢山入ります。
新しくFCSからブラックの2019年モデルハードケースが出るのでチェックしてみて下さいね♩
笑われるかもしれないけれど、肝心の梱包は実はこれだけ。直径10cmくらいの極厚スポンジ。
今まで何十回と飛行機にサーフボードを積んでいますが、ボードが大きく破損したときは高い確率でノーズかテールから落とされたような潰れ方でした。
次に壊れやすいのがレール。ボトムに500円サイズの大きな穴が空いたのは実は2回だけ。(平面に穴が空いた場合はステッカーを貼ってトリップ中は水を防ぎ、帰国してから直してもらいます。)
真ん中に穴が空き、スポンジに切れ込みが入っている棒状のもので、コーナーガード 養生カバー マルチガード などなど
呼び方は様々ですが、実はこれがレールにぴったりフィットします。
(私の場合コンテストでロングボード2枚で重さや大きさに制限がかかるので、梱包も最小限にしていますが、荷物に余裕のある方はしっかり梱包しましょ!)
帰りはロングボードとショートボード各1本ずつだったので、レールにスポンジをはめてからウエットとリーシュを入れて完了。
かさばるバスタオルや足ヒレなんかもボードケースに入れることで、梱包が少なくても壊れにくくなります。
フィンや液体類のボトルなどのボードが傷付く可能性がある硬い物は、普通の預け荷物に入れましょう。
Wetsuits ▶︎ TRUMP
リーシュ▶︎ FCS
そして最後にサーフボードを車の上に積む際に使うタイダウンベルトでテールの部分を縛っています。
今回のロングボードはケースより全然短い9'1"だったので、かなりの余りスペースがありましたが
ベルトで固定することで余ったスペースを無くし、輸送の際に起こるボードや荷物、スポンジのズレを少なくして破損を防いでいます。
ハードケースにゆとりがある方は、縛るのが結構大切なポイント。ピンチの時にこのタイダウンベルトが役立つときもあります。
このハードケースはテールに紐を通す輪っかが無いタイプですが、フィンの出口とボードを出し入れするチャックの場所に紐を通すことで問題解決できました♩
ハワイでは何度か折れそうなシチュエーションがあったけれど、無傷で帰ってこれたボード達。
梱包してもしなくても壊れるときは壊れるし結局は運次第ですが、いつもの梱包にプラスして使ってみてはどうでしょうか^^
少しでもサーフィン旅を楽しくするための参考になったら嬉しいです♩
Hiroka.