2018/09/04

ロングボード クロスステップするためのポイント






先日クロスステップのコツはありますか?と質問があったので今日は簡単にクロスステップのポイントを解説します。

最初は足が前に出すことができなかったり、カニ歩きになってしまったり...

クロスステップでボードの上を歩くことにより見た目も美しいだけではなく

スムーズに、スピードを保ちボードを安定させながらノーズライディングができるようになると思います。



Camera / Gopro hero5

私がウォーキングを練習するためにやっていたのは"陸でのイメージトレーニング"からでした。

写真はビーチで撮影したものですが、私は自分のボードのアウトラインを大きな布に(ダンボールでも)型取り、

テイクオフからクロスステップ、ハングファイブまでの流れを家で何度も何度も練習しました



クロスステップをするための大きなポイントは3つ

・歩き出す時はしっかりと前足に重心を乗せる
後ろ足を前に出すため

・力を抜いて平均台の上を歩くように(上半身の向きを前に)
歩きやすく、バランスを取りやすくするため
  ※1枚目の写真を参考にしてください

・ストリンガーの上(ボードの真ん中)を歩く
→ボードが左右に揺れず安定する



あと、4歩で歩く場合は3歩目までは大体同じ角度に足を置いていて、4歩目の足をノーズにかける時はまっすぐにしています。

上級者編のウォーキングについては他にも色々とあるので、ノーズライディングのお話を参考にしてみてくださいね。


メローでパーフェクトな波ならたくさん練習できますが、日本では短い波が多く1本の波でノーズライディングができる時間はとても限られているので

海でウォーキングの練習をする前に、まずは陸でイメージトレーニングするのはとても大切!

しっかり陸でイメージしておけば、海の中でウォーキングする時も焦ったり、力が入ることも少なくなるのではないでしょうか。

あとはイメージトレーニングに加えて、陸でノーズライディングの練習になったのは "INDO BOARD"。

円柱の上に木の板を乗せてバランスを取る道具で、それをノーズに見立ててハングファイブしながらバランスを取るのですが

結構ノーズライディングしている時のコントロールと似ているので陸でのノーズライディングの練習にはオススメです。




ノーズライティングは力も要らないし、コツさえ掴むことができれば女性やキッズサーファーでもできる技。

ノーズライディングでしか感じられない海の上を走る感覚、スピード、フロー、

たくさんの人に感じてもらえるといいな♩




私が普段使っているおすすめフィンはFCSのCONNECTモデル。大体の9’4”以上のボードで10インチ、9’2”以下のロングボードで9インチを使用しています。




最近はベースが広くて先端が細くなっているフィンが人気ですが、私はノーズライディングの時のホールド感が弱く良いセクションでフィンが抜けてしまう感覚が苦手で

オーソドックスなアウトラインのCONNECTモデルを良く使っています。前に自分に合っていないフィンを使ってみたら全然ウォーキングができなくてびっくりした事もありました。。。(汗)

CONNECTは不規則なビーチブレイクでも程よいホールド感とインサイドセクションでも反応が良いのですごくお気に入り。コンテストでもフリーでも使っています。




オフショアで波の形が良い場所ではHACHETモデル。




最近のFCSのロングボード用フィンもお洒落なカラーが増えてきて、クラシックボードにも合わせやすい♫ハチェットフィンは動き(反応)が遅くなるものの

ホールド感は抜群。安定感を高めたい方や良い波の時に効果を発揮します。重たいクラシックボードと相性が良いイメージ。同じボードでも波によってフィンを使い分けることで全く違う乗り味に

なるので様々なフィンを試す事も大切だと思います。上記で紹介したフィンもおすすめですが、サーフボードとの相性もあるので、自分のボードに合ったフィンを使うことが大切です♫




HIROKA.