2019/01/01

小波ダンパーの攻略法



" 小波ダンパーの攻略法 " !

1回目はボード選びと潮の満ち引き、小波だからこそ波チェックが大切というお話です。

今年の冬はスモールコンディションが続いていますが、よかったら是非実践してみてください。




今回は元旦ということで2018年に私が撮影した世界の空の写真とともにお届けします*
(1枚目の写真はウルワツの夕焼けでした♩)


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Sunrise @ Keramas, Bali.


ボード選び


小波のコンディションでは浮力のあるロングボード(持っていない方はソフトボードでも)を使うことで波のキャッチ、ライディングも容易にできます。

上手なサーファーは波が小さくてもショートボードで乗れますが、波のサイズが小さければ波のパワーも小さくなるので、浮力のあるボードで波のパワーを最大限に引き出しましょう。

サイズが上がればショートボードの出番。大切なのは波に合ったボード選びですね:) 



Sunrise @ Keramas, Bali.

潮の満ち引きと波チェック


小さい波のコンディションでも潮の満ち引きで多少のサイズの変化がありますし、

今日はダンパーだね〜っていう日でも実は形の良い波が隠れていることが多いです。

大切なポイントは普段から潮の変化で波がどう変わるのかを予測すること。例えば

[満潮に近づいている場合]

×波が割れづらい
×波の表面しかブレイクしない、途中で波が消える
×バックウォッシュが入っている
×ウネリは見えるのにブレイクしない

こんなコンディションから海に入っても波が良くなる可能性は少ないので、満潮までの時間は焦らず、潮が引き始めるタイミングに海に入ると良いです。

干潮で波がペラペラと薄くダンパーのコンディションの時は少し潮が満ちてくるとしっかりとした波になることもあります。

海に入ったら波がどんどん良くなってきた〜!!というのは自分が何かパワーを持っているわけではなく

狙っていた潮の時間帯が大正解!か、たまたま入った時間が良い潮の時間帯だったかという事です♩

波が小さくても潮の満ち引きで波に変化があるということを忘れず、サーフィン前はしっかり確認しましょう。


(干潮、または満潮しかできない場所も存在するので特にリーフブレイクは注意)



ノーズライディングのお話でも1度は書いたと思いますが、どんなコンディションでも入る場所(ピーク)選びが大切。

真っ直ぐ波に乗るだけならあまり場所は選びませんが、波のフェイスを走るとなると波が小さければ小さいほど、繊細な気がします。。

ダンパーにしか見えない波でも、波を見る目がある人はピークがあることがわかっています。

波が良いポイントは大体セットが良い波になりますが、なぜか御宿はセットの方がダンパーになることが多いです。笑

私は場所やコンディションに合わせてどのピークの波に乗るのか、セットを狙うのか?ミドルを狙うのか?も海に入る前に決めておいています。

(もちろん、セットの波の方が良くても周りにサーファーがいたら乗りすぎるのは注意ですよ!)



Sunset @ La saladita , Mexico.

またテトラポットや堤防といった何かしらの障害物だったり、カレントの近くや

小さな川の河口、海水浴シーズンで使われるブイ1つでも海の底の深さに変化が現れるので波も変わってきます。

そういった障害物の周りには切れた波(ダンパーではない波)も見つかりやすいのでチェックしてみてください♩




今回は小波ダンパー攻略のための海に入る前の準備のお話でした!

読んでくださったみなさまありがとうございました。長くなってしまったのでライディングについてはまた次回にでも。




まだまだ読みたい方はこちらの記事も是非♩これからももよろしくお願いします♡


Hiroka.