続きが遅くなってしまいましたが、第1話イスラエル旅行記 読んでくださったみなさまありがとうございました。
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さあ、イスラエル旅行記2 スタートです。
イスラエル・テルアビブの街を車で走る。4車線はあるだろう整備された高速道路にクルマの窓の近くまで寄らないと上まで見られない高層ビル。
沢山の車が走り、街にはランニングをする女性、犬と散歩するカップル、お洒落なレストランで食事をする人々、自分がイメージしていたイスラエルとは正反対でポカン...としてしまう。
改めて地図で見ると、自分がいた場所はピンがさしてある国、イスラエル。
地中海の右側に位置していて、(シリアやイラクが近いのはなんとなく想像がついていたけれど)お隣はエジプト!知らなかった。
しかしこんな場所にも波があるのだろうか。。。
イスラエル1日目。朝起きて最初に気になるのはもちろん、海。
初のイスラエル、そして初の地中海サーフィンに心踊る私たちとは裏腹に
普段は快晴で小波で波のパワーも弱い(らしい)イスラエルの海に奇跡とも呼べる嵐を呼び、記録的な豪雨にまさかのクローズアウト。
変わらず外は寒かったけれど、TRUMP wetsuitsの2mmフルスーツに着替え、雨に打たれながらフィンを装着。
あったか〜〜い!!
[イスラエルでのある日. Photo by Yuma Takanuki ]
この1ラウンドはミラクルのようで、その日の午後から3日間は嵐とチョコレート色になってしまった海のせいでノーサーフ。
普段は快晴で小波で波のパワーも弱い(らしい)イスラエルの海に奇跡とも呼べる嵐を呼び、記録的な豪雨にまさかのクローズアウト。
空は分厚い灰色の雲に覆われ、暖かい車内の外は冷たい雨風が吹き荒れていた。
波チェックするも海は真っ白になっているし、とにかく寒いので急いで車に戻る。
街の雰囲気や景色美しく感動したけれど、果たしてサーフィンはできるのか?少し不安な旅のスタート。
車を走らせ次のポイントへ到着する頃にはタイミングよく雨も弱くなり、高台にある駐車場に到着。
突然目の前に現れたのはブルーの海に綺麗な砂浜、シャワーやトイレも完備されたリゾートな雰囲気たっぷりな海。
こんな天気だというのにとても美しい海。そして綺麗に波がブレイクしている!
この海を見た瞬間、誰もがイスラエルの初サーフの場所はここだ!と確信。
遠くに見えるサーファーはロング・ファンボードが数人と、ショートボーダー達はざっと30人くらい。
良い波に加え、初のイスラエルサーファーを見て一気にテンションが高まる私たち。
変わらず外は寒かったけれど、TRUMP wetsuitsの2mmフルスーツに着替え、雨に打たれながらフィンを装着。
急いでワックスを塗る。すでに体は冷え始め、これで水温も冷たかったらどうしようか...と思いつつ、ビーチを走って海へ。
初めての海もいつもの海も、海に入る時の最初の一歩はいつだってドキドキワクワク。
冷たい?温かい?海に入ってしまえばとにかくサーフィンのことだけで頭がいっぱいになる。
さてイスラエルの海は?
あったか〜〜い!!
きっとあの時はこんな顔だったはず。外が寒かっただけに、ぬるま湯のように感じたイスラエルの海はよく見ると海面から海霧が出ているのが見えた。
近くで見ると思ったより波のサイズもあり、セットで頭前後くらい。テトラポットの横からブレイクするライトと少し左側からはレフトの波。どちらも楽しそう!
[イスラエルでのある日. Photo by Yuma Takanuki ]
日本から持ってきたのはRyuji shapesのミッドレングス。ゲッティングアウトが少しハードだったけれど、トロ速い波には最高にマッチしてくれた。
ビジターの自分でも良い波に乗るとどこからか"ヒューヒュー!"と声が聞こえ、
海の中ではどこから来たの?波があってラッキーだね!と声をかけてくれた優しいローカルサーファーも。
すっかりイスラエルの海に満たされ、海から上がろうとする頃には更に嵐が強くなっているようだった。
茶色くなってしまった川の水がどんどん海へ流れ込み真っ茶色の水と綺麗な水のラインがはっきりわかるほど。
最後は自分たちがサーフィンしている近くまで迫ってきていた。
この1ラウンドはミラクルのようで、その日の午後から3日間は嵐とチョコレート色になってしまった海のせいでノーサーフ。
旅もサーフィンも自然のリズムに合わせるのが最高に楽しむための秘訣。イスラエルの美味しいワインと共に明日の計画を練るのだった。
[雲ひとつない空の下 @イスラエル]
つづく。